一般的に学習者が相互に子ども(クライエント)と先生(カウンセラー)の役割をとり、面接の実習を行うものです。ロールプレイは、現実の場面を真似ているので、限界が指摘されますが、その体験を積み重ねていきますと、自分への気づきが深くなり、その実習の意義が理解されるものです。とにかく「やってみる」ことが大事で、いろいろと試してみて失敗するところに、このロール・プレイの意味があるのです。ペイオフ(payoff)とは、金融機関が破たんした時に、預金の一定金額までは払い戻しがされるという制度のことです。日本では預金保険機構が、預金者の預金の一定額までは保護することを言っています。話題になった「ペイオフ解禁」という言葉ですが、2005年4月までは銀行が破綻しても普通預金は全額預金保険制度で保護されていたのを、それ以降はペイオフの制度が適用されるということを言ったものです。ペイオフ解禁によって、一定額を超える預金は預金保険の対象外とされるので、一定額以上の預金は保護されません。信用力の低い金融機関への預金を避け、信用力の高い金融機関もしくは残高が一定額以下になるように預金を分散する対応策がありますが、自分のお金は自分で守る時代になったといえるでしょう。