応募者の求人への応募により雇用契約の申し込みが成立し、その後会社が内定通知を出したときに申し込みが承諾されます。さらに応募者が内定承諾書を出した時点で、雇用契約が成立します。したがって内定取り消しは解雇に相当します。賃金とは、労働の対価として支払われる報酬のことで、つまり給料です。賃金の支払い方法は労働基準法で原則が定められています。1.通貨払いの原則 賃金は現金で支払わなければならない。2.直接払いの原則 賃金を業者などに支払ってはならない。3.全額払いの原則 分割払いなどにしてはならない。4.毎月1回以上払い 労働者の生活を安定させなければならない。5.一定期日払い 労働者の生活安定のために期日を守らなければならない。賃金の考え方は、年功や労働時間がベースでしたが、近年では労働者が上げた成果に対して支払われる性質のものに変わりつつあります。